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法人概要

令和7年度 事業計画

100年法人創造の基盤づくりを皆で行なう 

平成15年3月20日に開設1周年記念祝賀会を行なった際、故神山清初代理事長は挨拶の中で、法人を200年300年と存続させたいと述べられました。その思いから、まずは100年を目指したいと考えます。

今日、生まれた人が100歳になった時、我々心会は理念に基づきその方に対し、より良いサービスを提供出来ているということ。100年は何も努力せず普遍的に存続することはありえません。それぞれが、日々試行錯誤、創意工夫し今日より明日がほんの少しでも成長することが、未来に繋がると思います。職員それぞれの成長が法人の成長に繋がると思います。そして、100年存続する為にどうして行かなければならないのかを考えながら日々行動していくことが大切であると思います。

また、私たちは、今日の地域高齢者福祉を担っている自負と100年先の仕事もしている誇りを持って頂きたいのです。

心会は100年の24期目でしかありません。まだまだです。100年を見据えてしっかりとした総合福祉施設を皆で目指して行きたいと考えます。

 

1.基 本 方 針

(1)経営面

  1. 心会の各事業所が連携し社会資源の最大化を目指します。
  2. 職員に基本理念の理解を徹底し、浸透させます。
    人を育て、組織を成長させる上で不可欠なことです。
  3. 将来ビジョンを描き、組織の若さと活力を保ちます。
    絶えずビジョンと現実とのギャップを問題視し、それを解決しビジョンを現実のものにします。
  4. 情報公開に努めます。
    高い公開性は経営を健全にします。
  5. ご意見箱を設置します。
    利用者やご家族、並びに地域の皆様の意見を介護サービスや施設経営 に反映させます。
  6. 民間福祉事業者としての使命(主体性、先見性、開拓性)を認識して業務に取り組みます。また、地域のニーズをとらえ社会貢献に努めます。
  7. 市場競争原理に基づくコスト意識を持ちます。

(2)利用者サービス面

  1. 利用者本位のサービス体系を確立し、利用者の満足を追及します。
  2. 利用者サービスの決定に対するインフォームドコンセントを大切にします。
  3. 利用者サービスの継続性と評価の見直しを実施します。

(3)施設職員

  1. 現状に対する問題意識と改善意識を常に持ち改善に繋げます。
  2. 仕事に対する達成感を大切にします。
  3. 経験主義に頼らない科学的な介護サービスを目指します。
  4. 利用者本位の考え方に立った顧客意識を持ちます。
  5. OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)を基本とし、日常業務の成功、失敗の原因を明らかにして施設のレベル向上に努めます。
  6. 組織的、長期的な職員育成プログラムによる研修をします。
    人材育成方針に基づき、人を活かし人を育てる職場文化を構築します。
  7. 「尊重」と「協調」を念頭に、人間関係の良い職場造りに努め、良いサービスの提供に努めます。
  8. 利用者について医師、看護師、介護職員が協働して随時本人または家族等の同意を得ながら看取り介護を実施出来るよう体制を整え、看取り介護について取り組みます。
  9. 在宅と施設の介護支援専門員が情報交換を充分に行ないつつ、複数の利用者が在宅及び入所期間(入所期間は3か月を限度)を定めて福祉施設の同一の居室を計画的に利用出来る様取り組みます。

(4)地域交流

  1. 地域で行われる事業に積極的に参加します。
  2. 地域の皆様に地域交流スペースを開放いたします。
  3. ボランティアの受け入れをします。

※新型コロナウイルス感染者数の状況により変更が生じます。厚生労働省や東京都の方針に従います。

 

2.理 事 会 ・ 評 議 員 会

社会福祉事業の拡大・増進を図り、安定した経営を確立するため理事会・評議員会を開催して、基本方針の策定及び施設運営方針について決定します。
事業計画及び事業報告の審議、予算の同意、決算の承認、定款の変更、さらには利用者サービスの検討、情報開示など施設運営全般の重要事項を審議します。

 

3.会 計 監 査

監事の内部監査は、東京都・国分寺市の実地検査と共に適正な施設運営を図るために車の両輪として重要な役割を担っています。
監事は法人及び施設の運営状況や会計経理について監査を行います。そして、必要な指示・指摘事項や助言を行った結果を監査報告書にとりまとめ、評議員会、理事会、そして所轄庁に提出します。

 

4.経 営 基 盤 の 確 立

本法人の社会福祉事業を地域社会に理解と認識を広めるために広報・啓蒙活動を行います。地域のニーズに真摯の心で、敏感に反応し、それらに専門性に基づき応える努力をします。また、地域社会貢献を行い地域の方々に支持頂ける様に努め、地域基盤の強化に努めます。
特養待機者様との繋がりを大切にし、在宅サービスの提供を心がけ「心会があるから」、「心会が心の拠り所」と思って頂けるよう努めます。
「各事業所のご利用者様は、心会全体のご利用者様」と考え支援をしていきます。その為に職員間でよりつながり、その方の情報(形式知、暗黙知)を蓄積し共有し活用することで、相乗効果による本質的できめの細かいサービスの提供に努め、他事業所との差別化を図ります。また、「地域の人と人をつなげること、我々とつながること」でその方が笑顔で心身ともに健康で自立した生活の一助になれるよう努力していきます。
そして、心会の社会的資源の最大化に努め、地域社会全体の高齢者福祉の向上を目指します。

 

5.経 営 企 画 会 議

利用される方や地域の皆様のニーズや苦情、要望、また、財務分析や経営分析の情報を経営企画会議に集中させて、対応策や経営改善に役立てます。

 

6.人 事 異 動 ・ 交 流

特別養護老人ホームうれしのの里、ショートステイセンター うれしのの里、デイサービスセンター 日吉の里、居宅介護支援事業所 たんぽぽ、これらのサービスの向上と組織の活性化、さらに法人の一層の水準向上のために定期的に人事交流と異動を実施します。